診断時:60歳代後半 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:青森地域 世帯状況: 備考: |
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――お姉さまも乳がんですか?
ううん、姉は大腸がん。大腸がんで手遅れであったんですよね。手術してから何カ月ももたなかったものね。一番元気な姉だったんだけども一番先に。姉だから歳の順にいけばあれなんだけども。私たち女の姉妹3人なんだけども、一番元気で、「長生きするよね、あの人ね」って言っていたら一番先に亡くなって、3年くらいたったかな。私が3年目だから、(3年前の)4月ころに亡くなったのかな。5月だったかしら。
それまで姉が入院していたので、すぐ上の姉と2人、交互に毎日通っていたんですよね。そして、私が健康診断をやるのがちょっと疎かになってて、その後やったら、やっぱり。
――息子さんもですね。
息子もまだ若くてあったんだけども、50歳ちょっと過ぎたばかりだったんだけども、肺がんだったんですよ。
普通の内科に行っていたようなんだけども、レントゲンも何も。咳して、ただ風邪だって薬だけもらって来て、私のすぐ上の姉と家が近所だったもので、甥っ子を見て、「あの咳さ、ちょっとおかしいよの(おかしいよね)」って言っていたんですよね。
それでも風邪だって、風邪薬ばかり、咳止めとかそういうのばかり飲んで、自分でも最終的にはやっぱりおかしいなと思って、別な病院に変えて診てもらって、レントゲンを撮ったらしくて、レントゲンを撮ったらA病院に行きなさいって言われて、A病院に行ってももう、そのときは手術も何もできなくて、そのままでしたね。自然にあれして、本当にかわいそうでしたよね。まだ若いのに。