診断時:40歳代後半 インタビュー時:診断から18年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:八戸地域 世帯状況: 備考: |
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――どうしてこのご病気になったのかなと考えますよね。よく皆さんおっしゃるのは、ご家族でそういうがんの方がいると。
そう。だから、私がなったから娘がなったというのはあるけども、私の兄弟はなってないし。親は卵巣がんといっても、亡くなる大分前からお腹が、お腹がと言ってて、お腹が膨らんで、ガスが溜まるみたいなことを言って、しょっちゅう健診に行っていた人なんです。役場から年に1回とか来る健診を勧めている母だったんです。
――周りの方に?
そう、そういう役。
――保健協力員とか?
協力員みたいな感じで、それをやっている親だったんですけども、結果的にはそれでは何も見つかってなくて、最終的にお腹が痛いといつも何年も言ってたんです。結局、平成3年に入院という形になって、そういうことがわかって、平成5年に亡くなるというケースをたどったんです。
――見つかったときは比較的進行されていたんですか?
そうでしょうね、多分。入院してから2年くらいは生きていましたけども。何カ月かしてちょっと様子がいいかなと退院して、何日か家にいて、また入院しまして、最終的には全然起きるもできないし、意識が混濁するような感じにもなってきましたから、あとは、ほかにはいないですものね。