診断時:40歳代前半

インタビュー時:診断から19年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考: 

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私はこうして制服を着ていると、そんなに。だから常に鏡を見て、腰を曲げたり、立ったり、腕を上げたりする仕事だからズレたりすると、常に鏡を見て直したり。(笑)

 

――今は、失礼ですけどもパット入れていらっしゃる?

 

パットを入れてますよ。すごいハードな仕事をしたりすると、ちょっとこっちに寄ったりする。

 

――ズレちゃうから。

 

常にもう、なるたけ見て。

 

――場所を直して。

 

常にそれはもう自分で見て、鏡でもガラスでも。(笑)

 

――気をつけているんですね。

 

直すようにしています。

 

――やっぱり、知られたくないというお気持ちが。

 

あります。うちの周りの人はもう知っているけども、会社にだけは。

 

――それはがんだからですか、それとも、乳房を取ったということですか。

 

いや、取ったということ。取って、ここがないでしょう。会社にはやっぱり、がんだっていうほうが強いと思う、ないよりも。風呂とかに行ったときは、やっぱりないことがすごく。だから、大きいお風呂も入られないです。それまでは温泉のほうにばかり行ってたから、でも、冬に入りたいと思ったときは、温泉なんかは6時ころとか5時ころに開きますよね。そうすると、そのときに行って、ちょっと車で待ってて戸が開いたらすぐ入って、左のはじっこのほうに座って、体を洗って、風呂に入るときはサッと入って、朝早いとあまり入ってこないでしょ。入ってくるころには、ササッと上がって、もう、何よりも先にブラジャーをかけて。(笑)そしてから着るというような感じ。

 

――とにかくなるべく人に見られないように。

 

見られたくない。冬場は温泉とかに行くから、そうだったね。