だから、いろいろな勉強をしないとわからないなと。それも授業料だからしょうがないなと思っていました。

それで、私が外に出れるようになったのも、妹が危篤になって、私もそのころは調子が悪かったんですよ。だけども、妹の命がかかっているし、私はまだいいと思って、東京まで出かけて行ったんです。やっぱり、何回か出て歩いて、それで私も元気になったんです。そのメニエール病も、そのおかげで大分良くなったんです。だから、妹に助けられたようなものです。そして、今こうして元気になってきました。だから、気の持ちようもあるのかなと思って、神経をちゃんとしなければだめですね。心ですね。

――お気持ちをね。

やっぱり心を強くしなければだめですね。それで少しでも皆さんの何か役に立てるものがあればいいんですけれども、全然そういうのがないものですから、もうだめなんですね。