診断時:40歳代前半 インタビュー時:診断から31年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:上十三地域 世帯状況: 備考: |
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――そうですか。わかりました。ご自分がご病気になられたときは、ご主人とかご兄弟の方に支えてもらったりは?
全然しません。私の性格ですかね、兄弟は8人いるんですよ。でも病気のときに助けてもらおうと思ってこぼすとか、そういうことは一切しない。自分で自分のことに責任を持つというんですか、そうなんです。そういう、我が強い人間というのは心細い面も持っているんですよね、弱い面も。普段は強いような顔をしているけども、その弱い面をどこでカバーするか、どこで満たすかという、そういうことは(患者会)のようなものが、そこを救ってくれるわけですよ。
――Aさんにとっては、(患者会)がそういう場だったんですね。
そうです。
――そうですか。じゃあ、ご家族とかとは別の立場で。
そうです。やっぱり病気になるとか何とかは、最後は自分ですよ。兄弟も助けてくれるときはあるでしょうけども、そういう土壇場にいて、自分で意識がはっきりしているのであれば、最後は自分です。何だかんだと助けを求めるときもありますけども、私は自分だと思います。
――あとは、こういう場で皆さんと思いを共有されたりしてたんですね。
そうです。