診断時:40歳代後半 インタビュー時:診断から18年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:八戸地域 世帯状況:夫婦のみ 備考:子宮がんも発病 |
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――そうですか。わかりました。一番最初の乳がんのときが本当にすごくおつらかったんだなと思ったんですけども、それを乗り越えるきっかけになったことは、何かあるんですか、また、その間を支えてくださったものとかは。
そうですね、Bさんにお会いしたこと、「患者会」という存在を知ったことが乗り越える原動力でした。元をたどればそこに行き着きます。
――それはご病気になってからどのくらいたってからですか?
手術してから1年2カ月くらいです。それまで結局ずっと落ち込んでいる自分でしたので。
――Bさんというのは、(患者会)の会長さんですよね。
そうです。1年ですね。
――1年くらい。
平成4年9月にBさんにお会いしてるので、手術してから1年ですね。
――お会いしたときにどのようなお話をされたんですか。
ほかでは私は全然お話をしないのに、今、こういうふうに病気の説明というか、自分の置かれている状況をお話しして、皆さんのお話を聞いてくださる方なんです。それが出会いで、そこから、何回かお会いすることが重なっていって、翌年くらいから、(患者会)に入会という形を取らせていただいて、それがずっと今まで続いています。
今日も来ているCさんという方も、最初から(患者会)にBさんと一緒に活動していらっしゃる方だったので、大分助けていただきました。Cさん、Bさんがいらっしゃらなければ私はもしかしたら病人になっていたかもしれないです。違う意味での病人になってたかもしれない、そう思います。