皆さんから、いろいろなお友達の情報を１５年の間にいっぱい知ることができましたので、最初のときの、死が９、生存が１の自分の頭の中で、死にたくない、生きたいと考えていたのから比べたら、絶対に死なない。最初にやって１５年もこれまで元気で来たんだから、今回やったって、死なんて２回目は考えなかったです。

そこまで自分の精神的なものが回復できたのは、結局、（患者会）で年に１回の総会があり、全国大会というものにも出かけられることで、その喜びのほうが私には大きいメリットなんです。だから、皆さんに会えるというそれをとにかく力にして、今は生きています。

３回目の今回のときは、本当に、「乳がんじゃなくて、今度はそっち？」という感じで、仲間の中には、会長さんでもいろいろな部位の方がいて、私がこの会に入ったときは会員さんの人数も少なかったし、乳がんをやった方はほとんどこのＡ地区では、なかったもので、あまり情報がなかったんですけども、今回の子宮体がんのほうではやった方がいらっしゃっていろいろな情報を得ていましたので、それほど深刻になることはなくて、術後でも死んではいられないと、そっちのほうで生きて頑張っていました。

３回目と言うと、皆さんびっくりして、涙を流して「そんな」と言ってくれていましたけども、自分では「大丈夫よ」という気持ちがいっぱいなもので、すごくそれが大事だなと思っています。今日もこういうふうにしてお話しできるのもこのグループに入っていたおかげで、情報もたくさんいただくことができるので、私にとってはありがたいことなんです。その間に娘も手術しましたし、いろいろなことがありました。