診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から8年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考: 

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――もちろん、お話できないくらいいろいろな大変だと思ったことはあったと思うのですけど、逆に、ご病気を経て、何か新たに得たものがあったとか、そういうプラスに考える面というのは何かありますか?

 

やはり仲間が、がん患者の仲間が私のそばにいるということですね。絆というか、何でもないことなのだけど、それが私には大事なことですね。

 

――そういう会に出会えてよかったですね。

 

はい。この会というのはいろいろな方がいらっしゃって、ファミリー的に和やかですから、すごく安心するんですね。

 

――今は2カ月に1回くらいですか?

 

はい。

 

――2カ月に1回くらいここで集まって、どんなことをされているんですか?

 

お弁当でお食事をして、雑談、近況報告とかです。雑談でも楽しいですね。

 

――体調のこととかそういうことを話したり?

 

そうですね。

 

――今は、「B会」以外も「A会」も行かれているのですか?

 

「A会」はもう3年くらい前に退会しました。卒業しました。

 

――卒業されるのは何かご理由があるのですか。

 

やはり、支部の人たちとの意見というか、ちょっと食い違ったというか、自分としてはそれで嫌になって、自分から退会してしまったのですが。ちょっとしたことなんですよ。

 

会計の監査報告の件でチラっと私がしゃべったら、そんなの要らないんじゃないのということが、すごく私には傷ついたのね。私は支部としての経理報告というのは必ず1回はしないといけないけれど、そこはしていなかったから、ちょっと指摘したらしゃべられたので、これは私には向かないと思って。

 

――そうですか、それからは「B会」だけですか?

 

今はね、「B会」だけです。

 

――はい。

 

ここは楽しいですよ。

 

――そうですか。もう4年とおっしゃっていましたものね。

 

4年くらい、もっとたつかもわからないですね。