診断時:40歳代前半

インタビュー時:診断から31年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考: 

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ええ、だから本当にそうですよ。同じ悩みを持つ人たちが集まって、何をしゃべっても、全然相手に失礼にならないです。一般の人に病気の話をすると聞きたくないでしょう。嫌でしょう。そういう点では、同じ悩みを持った同士の集まりはいいものだと私は思いました。

 

――そうですね。それを継続されているということも、また、すごいなと思っています。

 

はい、最近はみんな慢性化して、活動も低下しているかもしれませんけどもね。ただ、今日みたいに集まってくると、みんなの顔を見ても励まされるということで、私はこの会の目的を十分生かしているんじゃないかと思っています。

 

――そうですね。

 

いろいろながんの体験者がいるものですから、あの人から聞いたほうがいいなと思えば、その次の集まりを待って。言わなくてもそれぞれが、その人のところに行って、あのときどうしたとか、この人がどうしたとか、あんたどうしてわかったのとか、そういうことをみんなで話し合っているようです。私はそれでいいんじゃないかと思っていました。

 

――そうですね。今は何人くらいの方がいらっしゃるんですか?

 

今は29人です。

 

――女性ばかりなんですか?

 

男性が3人います。

 

――(患者会)につながる方はそういうふうにお話ができますけれども、(患者会)にまだつながらずに、お一人で病気と闘っていらっしゃる方もいるんじゃないかと思うんですが。

 

そうですね。いると思いますよ。どこにそういう会があるか、私もPR不足で(患者会」というのをもっとPRして、そういう人が何人でも入ってくるような体制を整えなければならないんですけども。いろいろとやっていますが、何かこのごろ停滞していると思います。

 

――新しい方はどうやって入って来られるんですか?

 

口コミです。それに(患者会)のチラシをつくって、機会があるごとにまいておくんですね。それを見て来たという人もいるし、B市の健康フォーラムにをやっているときにそのチラシとか、私たちもがんコーナーをつくってもらって、そこでピンクリボン運動をしたり、入会をいろいろとやっています。そうすると、そこで初めてこういう会があるんだということを知って家族に勧めるとか、そうしてよくやっています。