診断時:40歳代前半

インタビュー時:診断から31年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考: 

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いろいろな会の組織の編成というんですか、今日みたいなのは、これは(E会)といって、(患者会)が29人ある中で、今日の会はまた別なんですよ。その中で、集まってきたい人がは来て、おしゃべりをする、今日やるテーマもは何もないの。おしゃべりをする日なのよ、(E会)って。

 

――そうなんですか。

 

そういう会を設けて。

 

――お昼を食べながら。

 

そのほかに、年間にやる事業はちゃんと組んで、それには皆さん来ましょうと。そういう会で、今日はたまたま(E会)で。どうしたら(患者会)がうまくいくのかなと。

 

――年間の事業というのはどんなことをやられているんですか?

 

いろいろ、何というんですかね。まずは健康管理のことでしょう。健康管理に関した研修会とか講習会とか。それから、市とか県の健康フォーラムに参加して、その場を利用させてもらって、(患者会)のPRとか、がんの地域に対するPRというか、そういうのをやっています。あとは健康管理の一部として、郷土料理をつくって食べる会とか、小さいのは諸々ありますけども、まずは大きく言えばそんなのです。

 

――今は、どのくらいの頻度でやっていらっしゃるんですか?

 

ほとんど毎月1回、集まれるように組んでいるんですよ。全国大会とか県大会とか、全部含めて、みんなに出ていれば1カ月に1回は必ず顔を見れるということで。何もないときはこの(E会)をその間に入れるということで、毎月何かあるというみたいに。

 

――月に1回くらいは皆さんのお顔を見てお話をできるのはいいですよね。場所は大体ここなんですか?

 

保健センターを宿にしています。

 

――そうですか。全国大会、県大会というのもあるんですね。

 

県は100何人いますし、全国は2000人くらいかな何千人ですかね、ちょっと忘れましたけど、全国に通じているんです。

 

――ここの(患者会)のB市支部を発起したのがAさんなんですか?

 

はい。私一人じゃないんですけども、何人かに呼びかけて、一緒にやりました。

 

――そうですか。

 

主になったのが3人いますけども。

 

――その3人の方というのは病院でお知り合いになったんですか。

 

はい、病院で。それと、県の(患者会)が一足早いんですよね、うちよりね。一人はそっちのほうの会員でもありました。

 

――全国大会とか県大会とかにもAさんは行かれたことがあるんですか。

 

あります。最近はあまり行けないですけどもね。

 

――それはどんなことをやられるんですか。

 

全国大会というのは、いわゆる、何というんですか、大会というよりも総会です。だから年に一回、そういうがん体験者が集まって、親睦と情報交換をするおしゃべりしたり、集うというんですか、それが一番の目的です。

 

――もう何千人と集まって?

 

そうです。2~3年前はB市でもやりました。

 

――そうなんですか。

 

G地区でね。そのときは、持ち回りで、当たった県がやるということで。

 

――会場を見つけてとか。そうなんですね。本当にAさんがおっしゃったように、こういう会が広がっていって。

 

そうですね。

 

――新しくご病気と戦っていかなければならなくなった方が、参加できるといいですね。

 

そうですね。今、B市にも、病院を拠点にして、そういう会ができたんですよ。この間、手術したという新しい人ばかり、それは本当にまた、必要なのかもしれません。私らみたいに何十年もたっていると、そういう意識が薄れていますでしょう。そちらは、今これから始まるでしょう。だから、そっちはそっちでできたみたいです。

 

――病院を主体にしてできたグループなんですか。病院の方がつくったグループなんですか?

 

その辺はよくわかりません。私そこに所属していませんので。