診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考: 

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こうやってみれば、がんは老人の病気だって言われるけども、本当にそう思う。私もこうして今、70歳を過ぎたりすれば、みんなお友達が70歳を過ぎて、73、74、75歳あたりの人ががんにかかっている人が多いんですよね。本当に老人の病気だって言うけども、実際そう思う。若い人でなっている人もあるけども、私の友達がそういう年代の人ばかりだから、そういう人たちが多いなというのは感じますね。

 

やっぱり若い人でも、姪っ子でもまだ若い人たちがいるから、「あんたたち、安心していればだめだよ」って、娘にも、嫁にも。「必ず1年に1回は健康診断して」って言っているんですよね。「自分たちは絶対に悪くならない」って、娘も嫁も言うんだけども、「それは違うから、絶対に健康診断は1年に1回だからやって」って言っているんですけどもね。

 

今の人たちは自分を過信してなかなか行かないんだよ。うちの娘なんか特に行かなくて。だから、私が乳がんになったら、こうしていられないと思ったんだか、今度は自分でもやったり。嫁さんにも「必ずやってちょうだい」って言っているんですよね。これだけは早期発見しないとね。私もこういうところに来たりして乳がんの人なんかの話を聞けば、1センチメートルとか、大きくても2センチメートルとかで、私なんか6センチメートル以上もあって、先生からすごく大きかったって言われて。(笑)ビックリしたけどもね、それでもこうしていれるということは、今、医学も進んで良かったなと思っています。こうして元気でいられるというのはね。